上機嫌な人ほどよく喋るし仕事ができる。不機嫌な人は結果的に損をする

エッセイ
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あなたの身の周りにいつもムッとしている近寄りがたい人はいませんか?

まるで自分はそうすることが許されている人間だとでも言わんばかりに、不機嫌オーラをばら撒いている上司や同僚…こういった人は周りから嫌煙されてしまいます。

彼らのように周りに気を遣うこと暗に強要している連中が「できる人間」であるはずがありません

逆に、本当に頭のいい人、仕事ができる人はいつも上機嫌

不機嫌な態度で周りに気遣いを強要するアホがたくさん。あなたは大丈夫?

世の中は機嫌の悪い人間であふれています。twitter上にはその被害に遭った方々の悲鳴で溢れています。

機嫌が悪くったって、周囲に迷惑がかからないならどうでも良いことですが、実際そうはいきません。

「機嫌が悪い」ということだけで、周囲には負の影響が出てしまいます。

しかし、頭の悪い方はそのことに気づかない。
まるで「自分は機嫌が悪い。お前らはそれを察した態度を取れ」とでも言わんばかりです。

今は「バカで不機嫌」が増大中です。頭のよさが総崩れになっているところに、気分をコントロールして機嫌よく振る舞うという習慣までなくなって、人間としての資質が失速している。

上機嫌と頭がいい状態とは両立します。気分はコントロールできるということは社会性があることだ、という意識を確固と持ちましょう。不機嫌が癖になると、動きにくくなります。運動不足と同じように、こころの運動能力が下がってしまうのです。

引用:上機嫌の作法

腹の中ではわかっていたことではありますが、不機嫌でいることが許されていると思っている人間=頭の働かないおバカさんだよってことですね。

そういう不機嫌な人に付き合う必要はあるの?疲れるんだけど…

そういった人間に対して気にしない、こちらが大きく構えて受け止めてあげることができる人間こそが器の大きい人間だという風潮がありますが、本当にそうなのでしょうか?

機嫌が悪い人間はいつまで経っても機嫌が悪いままでいていいし、周りの人間はそういう態度に寛容でいる義務があるのでしょうか?

それに対し、齋藤さんは著書の中でこのように解説しています。

誤解の一つに、仕事のできない人間がへつらうように機嫌を伺い、できる人間はでんと大きく構えているものだという先入観があります。いつも機嫌よく接する人 を見て、できる人はこんなに上機嫌であるはずがない、と思う。いや、思いたいのです。これも人間の愚かなる嫉妬心です。
仏頂面をしていると何かいけんがありそうにみえるかもしれませんが、実は前向きに生産性のあることを考えている人は頭が回転していますから、顔が生き生きとしていて、身体が柔らかくレスポンスが早い。じっと硬まって渋い表情を続けてはいられないものなのです。
このように、「上機嫌=バカ」「不機嫌=知的」というような単純な構図は成り立たないのです。
引用:上機嫌の作法

ということで、機嫌が悪そうに威張っている人の脳みそは停滞しているということ。(そこまでは言ってないかもしれませんね笑)

機嫌の悪い人が上司だったり自分の立場より上だと面倒な話ではありますが、自分の心の持ちようでストレスは緩和されます。

不機嫌なあの人は、「残念な人」って思っておきましょう!

不機嫌なあの人に気遣う自分の姿が滑稽で、周りの目が気になりますか?

世の中見ている人はちゃんとあなたを見ています。不機嫌を撒き散らすあの人に対し、寛容な姿で接するあなたをちゃんと評価してくれる人はいます。

人は他人の機嫌に敏感です。あなたがあの人の機嫌に悪影響を受けているのであれば、同じ気持ちでいる人も他にいます。
そういった人たちがあなたの姿を「ぷぷぷ、かわいそw」なんて見ているはずが…あれば、その人もアホです。関わらない方が良いです。

ですが、他人のことよりも、自分がその頭の悪い残念な人にならないように努めることが重要です
いつでも不機嫌なあの人のことは放っておきましょうね。

本当に頭のよい人はいつでもご機嫌…なんで?

本当に頭のよい、仕事のできる人はご機嫌とのこと。でも、なぜでしょう?

齋藤さんはこのように語っています。

おしゃべりな人は大抵ご機嫌です。このお喋りとは、おばさんの井戸端会議のような意味のないお喋りではなく、内容も脈絡もある話を上手にする話術を持った人 という意味です。話術の達者な人は自分の中にいろんなものを溜めこまない、吐き出してしまうことでふっきることを習慣化できているのだと思います。

引用:上機嫌の作法

できる人ほどおしゃべりが習慣化されているとのことです。

仕事ができる人は周囲のモチベーションを上げることにも長けている人なんですよね。
チームとして一丸になって仕事に真摯に向き合う姿勢が、大きなパフォーマンスを生むことを知っている人は話術も達者で、積極的に外部とか関わろうとします。

そういった人が周囲を雑に扱うはずがありませんよね。

しかも、飄々としていつもフレンドリーおしゃべりをしている人が、電話対応はテキパキと顧客対応も完璧。
誰もやったことのない前例のない仕事に対しても臆することなく、要領よくこなしていく姿ってめちゃくちゃかっこいいですよね。

こういった人が世の中に増えるといいですよね。

仕事のできる人はテンポが速い。話すテンポもめちゃくちゃ速い。

例えば名司会者である明石家さんまさんや、つっこみや例え話が秀逸である上田晋也さんなどお笑い芸人さんを想像してもらうとわかりやすいかもしれません。
上田晋也さんの脳をスキャンした脳科学者の先生が言うには、上田さんの情報処理能力は東大生並だそうです。

周囲を楽しませるおしゃべり上手は、話すテンポが速いんですよね。
そして彼らはいつも上機嫌です。(まぁ芸人さんはそれが仕事ですからねw)

仕事のできる人には、上機嫌な人が多い。本当にできる人は、テンションが高くて上機嫌、一つずつの動作、話すテンポが速いのです。頭の回転が速い分、コミュニケーションの速度も速くなる。
テンポの速い語りで、どんどん脳みそをかき混ぜると元気になってくる。
ハイテンポは、元気を引き出します。英単語を記憶するとき、テンポを上げてやると、効果は高くなります。気分が前向きであるほうが脳の吸収力が高いのです。

引用:上機嫌の作法

テンポが速い人って、それだけで一度にこなす量が人よりも多いんですよね。
ビジネススキルにおいて「速い」というのはそれだけで強力な武器になるでしょう。

不機嫌であることに開き直っちゃう人、その癖があなたの未来を奪う

「仕事のできる人ほど上機嫌」こういった話をすると決まって出てくるのが「俺は仕事ができなくていいし、不機嫌だって仕方がないよ」という開き直り。

「そんなことないよ、あなたは本当はできる人」とか慰めを期待しているのでしょうか?
自分を自分で慰めたり奮い立たせたりできないということは、とってももったいないことです。

「頭なんかよくなくたっていい」
「不機嫌が悪いかっていうんだ」
これらの開き直りは、人間の向上心を損なう二大悪習。こんな思いにとりつかれている限り、人は前向きに生きていくことはできない。頭のよさと機嫌のよさ、その双方が満たされたとき、人は人生に対して幸福感を得ることができるのです。

引用:上機嫌の作法

どうせ生きるんだったら上機嫌に楽しく過ごしたくありませんか?
日頃のちょっとした気遣いで「不機嫌な人間」から脱することができます。

あなたの周りの「不機嫌な人間」は放っといて、あなたは上機嫌で周囲にとって優しい人間になりましょう!

嫌いな相手に優しくなれる方法

どんなに嫌いな相手でも優しくなれる方法があります

それは、その人が食事をしている姿をみる。なんと、これだけ。
特に中年男性の上司などが相手であればより効果的です。

一人で食事をしていて寂しそうとか、そういう話ではありません。

食べるというのは人間の本質的な行為で、その人の無防備な姿がさらけ出されます。
一生懸命顎を動かして食事をしているのを見ると、この人も一人の人間であり、一生懸命生きているんだな…とちょっと優しい気持ちになれますよ。

食事中の後ろ姿であれば、優しいを通り越して切ない気持ちになれることもあります。
ぜひ、試してみてください!

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