こんにちは、なみンゴ(@harerunru)です!
2023年にウェブ解析士、上級ウェブ解析士に受かりました〜!
大きくIT業界で括ると、SEの資格は充実している一方で、Web系の資格ってそんなに数がありませんよね。
Webの歴史は浅いし、流れが早いので資格を作る方も大変なのでは?と予想
なので「ウェブ解析士」という資格を気になっている方も多いのではないかと思います。
ウェブ解析士は民間資格ですが、実際取ってみてどうだったのか?
忖度せずの感想をダラダラと書いてみようと思いまっす!
この記事は2023年12月当時に編集しています。情報が最新ではない可能性があるので、確実な情報は公式サイトをご確認ください。
この記事の目次
ウェブ解析士と上級ウェブ解析士の勉強期間
前提として、なみンゴは制作業界に9年ぐらいいる人間です。
なので元々知識が0ではないのですが、
- ウェブ解析士…テキストで勉強した期間:1ヶ月
- 上級ウェブ解析士…取得までにかかったのは4ヶ月
という感じでした。
ウェブ解析士の方はテキストをベースに学習を進めていきますが、このテキスト学習をスキップしてすぐに試験を受ける方もいるようですね。
試験本番は公式のテキストであれば見ながら受講OKなので、1回は目を通しておいた方が受かる確率は上がると思います。
ウェブ解析士のテキストの中での言い回し、みたいなものがあるからです。
ちなみに上級ウェブ解析士を受験するには、ウェブ解析士を先に合格していないと受験できません。
なみンゴは途中でだれて放置していたので4ヶ月もかかりましたが、上級ウェブ解析士の方も一気にやろうと思えば1ヶ月程度で合格可能とマスターの方が言ってたよ
試験内容など頻繁にアップデートがあるようなので、詳細は本当に公式サイトを確認してください。
上級ウェブ解析士の場合は勉強というより、ひたすらレポート作りをする
上級ウェブ解析士の学習はMoodle(ムードル)というシステムを使用し、すべてオンラインで完結します。
受験のためにどこかにリアル受験が必要ということもないので、気軽に受験できるのが嬉しいですね。
各項目ごとにスライドが用意されているので、自分のペースで学習を進めていきます。
最後にレポートを実際に作ってみるという課題が用意されているので、「勉強→レポート作成→提出」の流れを淡々と進めていきました。
ライブ授業への参加が2回義務付けられているのですが、講師に相談してビデオ受講も可だったのがありがたかったです。
講座の主催のウェブ解析士マスターによってサポート内容が変わるかも?
私が選んだ講座のマスターの方は、下記のような特徴がありました。
- LINEで気軽に質問をしてOK
- 採点や添削が早いので待機期間が短い
- 参加必須のライブ授業に出席できない場合、個別にビデオを用意してくれるのでそちらを視聴すればok
フルタイム会社員、プライベートでは未就学児の育児で時間のない私みたいな人間にはありがたい環境でした。
気になることは希望する講師の先生に事前に質問してみると良いと思います。
ぶっちゃけ、上級ウェブ解析士って取る意味ある?
こればっかりは人による、という回答になってしまいます。
活かすも○すもあなた次第ってな
最近、制作会社から事業会社に転職した私にはあまり有効な資格ではなかったなと思います。
でも制作会社の人たちを見ていると「ウェブ解析士」と名刺やzoomの後ろの背景、メールの署名などに書いてたりするので、それなりに使いようがあって使ってるんだろうなーという印象がありました。
勉強した過程には意味があるとは思います。
なんとなくで済ませていたものを改めて体系的に見直してみる機会を得る。という感じ。
上級ウェブ解析士を取得すると年収が上がる?
ただ、上級ウェブ解析士を持っているからと言って年収が上がったり、仕事が急激に増えることはないんじゃないかなと思います。
会社で取得した場合に手当が明確に示されている、頑張っているよのアピールでボーナスの査定で評価されるというのが現実的なところでしょうか。
顧客相手にうまーく使っている方はいるかもしれません。
上級ウェブ解析士を持っているので、しっかり専門知識がありますよ、とアピールするなどなど。
この資格のおかげで年収が上がったよ〜っていう人がいたら、ぜひ教えてほしい!
今、上級ウェブ解析士を持っている自分からすると、同資格を持っている方に対しての印象は「あの面倒なレポートを諦めずに最後までやり切った同士」というイメージですw
継続的にかつ精力的に活動できている人は少数なのでは?
シビアな話をしてしまうと、上級ウェブ解析士を取得しました!って方のブログの更新が途絶えていたり、その後フリーランスをやめていたりという方を多く見かけたので、継続的に上級ウェブ解析士として活動できている方って少ないのでは?と予想しています。
Web系のフリーランスも流行りですが、本格的な収益を目的にするのであれば修羅の道ですので、長期間続けられている方はかなり限られますよね。
それかネット上では見かけないけども、オフラインでうまく立ち回っているのでしょうかね。
わがらね。
ウェブ解析士マスターになって講師業を行いたい人には意味があるかも
ウェブ解析士 → 上級ウェブ解析士 → ウェブ解析士マスター
という感じでランクが上がっていくのですが、マスターになるとそれぞれの講座を主催できるようなんですよね。
そちらを通して収入を得ている方もいるようなので、マスターを目指すのであれば上級も意味があるように思います。
講師業をしている、した経歴があるとなるとはくがつきますしね。ただ上級ウェブ解析士を持っているよりは実績になるように思います。
ただ受講料が安くはないので、実際に美味しい資格かどうかはわからない!
この辺は実際にマスターを取得されている方にお聞きしたいところ
上級ウェブ解析士のメリットデメリット
メリットデメリットをぶっちゃけてみます。
上級ウェブ解析士のメリット
- ウェブ解析に必要なツールなどを知ることができる
- ウェブ解析で活かせるレポーティングスキルが身につくかも
- ウェブ解析士の上位の資格なので多少はくがつく?
- 会社によっては手当がもらえる?
- フリーランスや制作会社勤務のサラリーマンはアピールできるかも?
- 取得の難易度は低い
上級ウェブ解析士のデメリット
- 費用が88,000円(税込)と高額
- 手作り感が溢れる仕上がりで誤字脱字が目立つ
- 説明が分かりづらくレポートが作成しづらい
- 実務に役立つスキルが身につくかはその人次第
- 国家資格ではなく民間資格なので権威性はそれほどない
まとめ:もう少し安ければ人にお勧めできそう
上級ウェブ解析士って取得に88,000円(税込)も費用がかかるんですよ。
全体的に手作り感が溢れる仕上がりは否めないです。
Web系の何かしらの資格のバッジが欲しい方にはいいかもしれない
資格に夢を見すぎてはいけない。
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